千鳥格子は、岐阜県の飛騨地方に伝わる伝統的な木組みです。 別名をきつね格子・本捻組ともいい、350年以上も前に考案されたと言われています。 角材の両面に切り込みを三分の二づつ入れて組みあわせ、まるで織物の縦糸横糸のように縦横の桟が交互に表裏に出る不思議な格子です。 繊細な加工が要求され非常に手間の掛かる技術ですが、通常自然界にあり得ない木組みの表情が何ともいい難い雰囲気意を醸し出しています。
350年の伝統 岐阜県 飛騨の千鳥格子の花台
千鳥格子は、岐阜県の飛騨地方に伝わる伝統的な木組みです。
CHIDORI-STYLE 意匠
チドリ スタイル オリジナルの意匠として、一つ一つのパーツの切抜き面に丁寧に丸みをつけました。 これにより組み合わせた時に立体感が生まれ、より表情豊かで高級感のあるデザインする事に成功いたしました。 そして現在取り組んでいるのが花台。繊細な表情を生かした花台を一つ一つ丁寧に手づくりしています。
TRAY
千鳥格子をやさしい曲面のあるフレームで囲ってトレイにしました。ヒノキやチークなどを材料として使い、ていねいに仕上げました。
DAI sq
花台に最適です。素材はズッシリと重量感のある黒檀、ヒノキを使用。繊細で表情豊かな千鳥格子 模様が、花台として主張しすぎず引き立て役に徹してくれます。
DAI rc
花台として奥行きのない場所にも使える長方形のタイプです。写真はヒノキを使用して製作したもので、芳しいヒノキの香りも楽しんでいただけます。
PUZZLE
千鳥格子の木組みの構造がわかるパズルです。分解と組み立てをする事で、千鳥格子の組み上げ手順を理解、楽しんでいただけます。
CHIDORI-STYLEに想いを込めて
チドリ スタイルは黒檀やヒノキなどの高級素材に弊社の建具製造で培った繊細な技術を投入した自信作の一つです。 一つの作品に仕上げるまでには、高価な材料を高精度にカットしてそれぞれを入念に整形、組み上げを行います。 一つ一つの工程に心を込めて根気良く丁寧に、丁寧に、取り組んでおります。 どうぞ、皆様のお手元で CHHIDORI-STYLE が末永くご愛用いただけますようにと従業員一同願いを込めて製作いたします。
チドリ スタイル 加工職人
建具職人 金子 喜久雄 / 金子 師樹
昭和29年 金子喜久雄、各務木工所に入社、建具職人として修行を積む
昭和38年 金子木工設立、自宅北側に工場を立ち上げる
昭和49年 同業者と南飛木工協同組合設立
昭和57年 組合解散後、金子木工所としてスタート
平成6年 社名を株式会社三喜木工と改名、代表取締役に金子喜久雄が就任
長男師樹、修行を終えて入社
平成18年 第57回全国植樹祭記念品として千鳥格子が採用される
平成20年 代表取締役に金子師樹が就任
平成25年 セルローズファイバー断熱材の取り扱い・施工を始める
平成29年 株式会社三喜木工へ移行
お問合せ
チドリスタイルは、完全受注生産で一つ一つ情熱を込めて丁寧に製作・仕上げしてお届けしております。
製品のご購入や納期、特注品や技術的なことなど、できる限りお客さまのご要望にお応えできるよう努力いたします。どんなことでもどうぞお気軽にお問合せ下さい。
誠意を持って丁寧に対応させていただきます。
株式会社 三喜木工 担当:金子
岐阜県下呂市萩原町羽根503-67
TEL 0576-52-1785
FAX 0576-52-2749
営業日時:月~金曜日(土日、祝祭日を除く)
AM9:00~PM17:00